正月特訓

 

 

毎年、年末になると友人に訊かれます。「正月の予定は?」
私は答えます。「仕事ですよ。」

そうです。正月特訓です。

「へぇ、正月から…。ハチマキ巻いて、エイエイオーとかやるんだ。」
という前時代的なことを言う輩もいます。もちろん洗練された養哲塾の正月特訓ではそんなことはやりません。ただし、生徒にも講師にも気合がみなぎり、緊張感も相当なものです。普段と違う講師。普段と違うクラス編成。志望校別にクラスを編成するので、周りは仲間でもあり、また強力なライバルです。高校入学時に正月特訓で同じクラスだった他教室の生徒と友達になった、という声を卒業生から聞くこともあります。

そんな正月特訓。昨年度の1月1日の様子を思い出してみましょう。

杉並・三鷹地区8時30分バス出発。9時30分八王子到着。9時50分英語のテスト。11時20分数学のテスト。12時10分お弁当。お汁粉タイム。1時ちょうど数学解説。3時30分英語解説。5時30分帰りのバスへ。

お昼のお汁粉は毎年、恒例になっています。塾長自ら、受験生の労をねぎらい、直接生徒一人一人にお汁粉をよそいます。どうしても毎年、大量に用意しすぎ、生徒が「もう食べられない、かんべんして」と言うほどです。余った餡が、八王子教室の冷蔵庫に春まで、残っていたとか、いないとか。また、バスでの移動も生徒達には楽しみのひとつのようです。(八王子の皆さん、ごめんなさい)特に帰りのバスの中。1日の緊張から開放され、笑う、とにかく笑う生徒。また、ある時は皆で大合唱。と緊張とリラックスのメリハリのついた正月です。

毎年1月になると思うことがあります。
『あぁ、今年も紅白を見られなかった。隠し芸でマチャアキは何をしたのだろう?』それでも正月特訓のテストでコテンパンにやられた生徒の必死な様子を見ていると、『これが養哲塾の正月だ』と。

今年の皆さんの、「正月の予定は?」

 

小浦 清