上を向いて歩けば

 

 

 この前の日曜日、久々に都心に行ってきました。渋谷から原宿まで、目的の店があるわけでもなく、何が買いたいかも決まっていないのにぶらぶらと。私は田舎者(?)なので、高い建物になれていません。毎度決まって上ばかり見ながら歩いています。一緒に行く人にいつも「恥ずかしいからやめなよ。」と言われます。でもね、上をむいて歩いていると、普段気づかないことも発見できるんです。

ある、スポーツメーカーのキャッチコピーが、ビルの窓ガラスに大きく出ていました。コピーというよりもむしろ文章ですが・・・その言葉に非常に感銘を受けました。
『不可能なんてないんだ』
『不可能はただの通過点なんだ』
『不可能は言い訳。不可能の中にこそ可能への活路がある』
というような内容でした。良いことを言うもんだなぁと、しばらくその場でその文章の前で見とれてしまいました。


 みなさんは自分に『不可能』というリミッターを無意識のうちに設けてしまっていませんか?もしかしたらそれは、自分を守るため、自分で無理をしないようにするため、本能的にかけてしまっているのかもしれません。でもそれを意識的に取り外してみましょう。きっと違う世界が見えてくるはずです。


《とにかくやってみること》これがとても大切なことだと思います。一度やってだめだったのなら、もう一度やってみればいいのです。何度も何度も躓いてください。その度に反省・前進を繰り返せばいいのです。急激に進む必要はありません。一歩一歩確実に前進すればいいのですから。


去年の卒業生の直前特訓は正にそれでした。自分の志望校の過去問に、何年分にもわたって問題をこなすのですが、やはり最初は点数が出ません。今までやってきたことを振り返って思わず涙を流す生徒もいました。後悔・不安・・・いろいろな感情が一気に噴きだしてしまったのでしょう。でも、みんな立ち止まらずに、何年分もの過去問をこなしていくうちに、少しずつではありますが確実に前進していきました。その結果、試験直前に急激に成績が上昇した生徒が大勢いました。みな、あきらめずに努力した結果です。


 何人もの受験生を見てきていますが、成績がしっかり伸びた生徒、志望校に合格することができた生徒、そういった生徒たちは、みな須らく努力をしていました。決して自分に負けず、たゆまぬ努力を怠りませんでした。涙を流しながらも、それがこぼれぬよう必死で『上を向いて』頑張っていました。
 
    
『不可能なんてないんだ』 胸に刻み込んでください。

 

中島 健大